第3回ななずのデュエル講座

【第2回】伏せミスディレクション ← 【第3回】今回 →【第4回】未定

ななず「今日は、自分のデッキ作りについて話していこうと思う」
アルケミ「急ね」
ななず「てことで『第3回ななずのデュエル講座』!!……あれ?第4回だっけ?」
アルケミ「第3回で合ってるわよ!…前回から2年経ってるのねこの企画。不定期だけど開きすぎじゃない?」
ななず「今回はデッキ作りについて話そうと思うんだ」
アルケミ「へー。ななずがどんなことを考えてデッキ作ってるかってこと?」
ななず「そう、まずは簡単に章だてていくよ」

1 使いたいカード、またはコンボを決める 。
2 1の動きを伸ばしてくれるような相性のいいカードを入れる。
3 1、または2の確率を上げる為のカードを選ぶ。
4 1と相性の悪い相手を考える。

アルケミ「あれ、これって普通……ってか当たり前じゃない?」
ななず「まあ、みんなそうしてると思うけど、ここからが本番。1に入る前に考えることを書いていこうと思う」

★カード枚数について
ななず「これについて話す上で、議論する相手にふさわしい友人を召喚!」
ひきだし「え、何急に」
ななず「デッキに入れるカードの枚数の話。俺は割りと2枚指しっての好きだけど、ひきだしは3枚か1枚って考えだったから、それを話してもらおうと思って」
ひきだし「まあいいけど。まあ、デッキに入れるってことは手札に欲しいわけだから、安定して欲しいなら3枚、そうじゃないなら1枚って感じかな」
ななず「うん」
ひきだし「後は、『デッキのメインギミックじゃないけど、デッキの幅を広げてくれるカード』は1枚入れるよ」
ななず「そう!そういうカードを俺は2枚入れることが多いんだよ」
ひきだし「逆に何で2枚なの?一番中途半端じゃない?」
ななず「俺が2枚入れるのは『初手には必要ないけどデュエル中1度は使用したいカード』かな」
ひきだし「あー、なるほど。確かに、魔法や罠ならありかな。ただ、モンスターならサーチできる場合が多いから、僕はそういったカード、モンスターなら1枚かな」
アルケミ「ちょっと聞きたくなったんだけど、ひきだしは準制限カードとかだとどうするの?」
ひきだし「そういうカードはデッキの核、つまりはデッキと同じテーマのカードとかが準制限にかかってるなら2枚にするけど、そうじゃないなら『2枚じゃないと使用できない』てことじゃない限り1枚かな」
ななず「なるほどね。俺はあんまり考えずに2枚入れちゃうかな。やっぱりデュエル中に1度は引きたくて入れてるから来て欲しいって気持ちが2枚目を入れちゃうね」
ひきだし「1枚だと不安ってのは確かに理解できる。だから僕は割りとドローカードを入れるかな。ドローカードはいろんなカードを引いて来れるからそうやってデッキの回転率を上げていきながら引きたいカードを引いていくってのが、デッキでやりたい動きの1つだから」
ななず「なるほどね、確かに、確率の上だから不安定だけど、デッキの回転率高めていけば1枚しかデッキになくても手札には持ってこれるってことか」
アルケミ「この辺で一段落かしら」
ななず「そうだね。じゃあ1章から話していこうと思う」


1 使いたいカード、またはコンボを決める 。

ななず「活躍させたいカードがいるなら一種類でもいい、見せつけてやりたいコンボなら1つでもいいから、『これ』ってものを1つ選んでデッキを組み始めることが重要かな。ただ、環境で活躍させるようなデッキを組むためには、コンボというより流れ、かな。こういう順番でカードを使っていって…っていう流れを如何に安定して行うか。そしてその流れが最終的に無効効果や縛り効果を持つ強力モンスターを産み出せるかどうかってのが重要とされてると思う」
アルケミ「今回はどっちについて話すの?」
ななず「俺の場合、を聞いてくれてるから、大会環境用とは違う形のものかな。ただ、『対ガチファンデッキ』の形は維持したいから手加減なしでこの記事を書いていこうと思う。てことで、PINを召喚!」
PIN「何をすればいいんだ?」
ななず「俺が高校時代、遊戯王再開して少しして『コンボデッキってどうやって作ったらいいんだ?』ってPINに聞いたときに答えてくれたの思い出して」
PIN「ああ、永続魔法か永続罠中心に組んでみろよって言ったやつか」
ななず「そうそう。当時はシンクロが出る前、PINは《グリード》や《天変地異》を使ってびっくりするようなデュエルをやってたからね」
アルケミ「それって、」
PIN「それはお前が《プチリュウ》とか《火炎草》の時代しか知らないからだろ」
ななず「まあ、そうなんだけど。でも俺には輝いて見えたよ。で、話を戻すと大事なのは、まずはこれ!ってカードを1枚決めること」
アルケミ「じゃあわたしは《ブラック・マジシャン》!」
ななず「定番だなー」


2 1の動きを伸ばしてくれるような相性のいいカードを入れる。

ななず「これ!って切り札がきまったら、片っ端から思い付く『相性のいいカード』を上げていく。あ、わざわざ書かなくても考えるだけでいいよ」
アルケミPIN「わかってる」わよ」
ななず「この段階ではどんどん自分のやりたいことを広げていっていいから、好きなことだけ考えてカードを選ぶ」
アルケミ「《ブラック・マジシャン》を中心に考えて、ミラージュナイトまで考えても良いってこと!?」
ななず「良いけど。良いけどそれなら端からミラージュナイトで組めよーー!!」


3 1、または2の確率を上げる為のカードを選ぶ。

ななず「ここで入れるのは、サーチカードやリクルート効果持ち、時間を稼ぐカード。2で理想を描いた分、この3で現実を見ることになるよ」
アルケミ「《永遠の魂》にプリズマー…がいるからエアーマン、《黒魔術のヴェール》も……うわあああ!ミラージュ入れるスペースなんて無い!!」

4 1と相性の悪い相手を考える。
ななず「本番はこの4。一番苦しい作業だけどこれが勝率に直結していく作業になる」
アルケミ「というと?」
ななず「相性の悪い相手を、本当に最悪な現実を描く。例えば《ライオウ》や《ヴェルズ・オピオン》、最近でこそ見なくなったけどこれを出されると動きが半減以下に落とされるテーマも少なくないよね」
アルケミ「あー、確かに。そうね」
ななず「でも、そんなの出されたくらいで何も出来ないまま終わるのって嫌じゃん?」
アルケミ「そうね」
ななず「そういうのを、息をするように切り返せるようなデッキを作る。大切なのは、『やりたいことがあるなら力わざでいいから道をこじ開ける』と『道をこじ開ける為にやりたいことを削るのを恐れない』というとこ」
アルケミ「あー、わかったわ。確かに。ファンデッキとして組みだすと奈落とかヴェーラーみたいな妨害系をおろそかにしがちだけど、そうすると結局、そういったものを省いてロマン突き詰めたはずなのに、相手に好き放題動かれた結果、何も出来ないまま終わるのって珍しくないわ。判っちゃいるんだけどね」
ななず「そう、確かに好きなこと削ってデッキ作って楽しいのかって言われると………………それはわかるんだ………うん。だけど、このデッキはこうなんだ!って相手に見せてやりたいじゃん。だったら、それを行う為に伏せ除去は必要だし、対策も妨害も必須なんじゃないかと思う。そして、最低1枚は、発動したが最後、相手が嫌な思いをするような、相手の喉元にナイフ突き立てるようなエグい妨害系を入れておきたい」
アルケミ「というと?」
ななず「最近だと入れやすいのは《虚無空間》かな」
アルケミ「そこまでして妨害系を進める理由は何?」
ななず「例えファンデッキとしてデッキを組んだとしても、『ファンデッキだからガチデッキには勝てないわー』って言いたくないじゃん。それって、折角気持ち込めて作ったデッキに対しても、対戦相手に対しても失礼だと思う」
アルケミ「まあ、確かにそう……かも」
ななず「高校時代に、『強い魔法と罠入れれば強いのは当たり前じゃん、それじゃ面白くないから色んなカード入れてるんだ』って言ったことがあるんだ」
アルケミ「うん、別にいいんじゃない?」
ななず「言葉自体はね。ただ、これを負けたときの言い訳として使うのは間違ってたと思う。それに、強い魔法や罠をいくら使ったってそれで倒れるほど『ガチデッキ』と呼ばれるデッキはヤワじゃない…だから」
アルケミ「だから、どんなデッキともちゃんと正面からぶつかり『合う』為に対策は必要ってことよね。判ったから少し落ち着きなさい。ちょっとヒートアップしてきてるわよ」
ななず「そ、そっか」
アルケミ「まったく。まあ、対策カードや除去をちゃんと入れて組んでみて、それから外したりすればいいんじゃないかしら。スペースが出来たときに入れるのは、入れたくても入れれなかったカードたちだからすぐにデッキに馴染むし、その方が自分のデッキが『自分の望む形』に近づいていくものね」
ななず「そうだね。ありがとうアルケミ
アルケミ「ま、ななずもまだまだね」
ななず「うん」

ななず「第3回はこんな感じかな」
アルケミ「まとめると、対策カードは大切ってことね。ちなみに、このステップ4までで、ななずがデッキ構築においての重要度をパーセンテージで別けるなら?」
ななず「うーん」

1『デッキの中心について』25%
2『相性のいいカードについて』15%
3『確率を上げるカードについて』20%
4『対策について』40%

ななず「かな」
アルケミ「語るだけあって言うわね」
ななず「最近また【カオスハンター】の形も変わってきたんだけど、さらに、ひきだしの案を貰って『不知火』と組み合わせることで新しい方向が開けてきたんだ」
アルケミ「《カオスハンター》+《魔轟神獣キャシー》と《聖邪の神喰》以外、特にモンスターの内容は割りと変幻自在ね」
ななずアルケミの言うとおり、魔法、罠はほとんど変わってないんだよねー、サイドチェンジで型が変わるようにしようかな」

アルケミ「そういえば映画は見てきたの?」
ななず「初日に2回見た!もうそれ喋りたくてしかたないけどネタバレになるから5月くらいまでとっておく!!!」
アルケミ「あー、またヒートアップしてきた……」
ななず「【方界】をくもうと思う」
アルケミ「え、純テーマ?…テーマデッキ組むのあんまり好きじゃないななずが珍しいわね」
ななず「原作好きだから、原作者のデザインしたモンスター群だしね。あと、曼荼羅とか業とか仏教に通じるところあるし。まあ、方界はヒンドゥー教モチーフのカード群なんだけどね」
アルケミ「じゃあ次の記事は?」
ななず「【方界】デッキ製作!」
アルケミななず、私たちの領域に招待するわ」

【第2回】伏せミスディレクション ← 【第3回】今回 →【第4回】未定
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第2回ななずのデュエル講座

【第1回】《サイクロン》について ← 【第2回】今回 → 【第3回】デッキ構築について

第2回ななずのデュエル講座!~伏せミスディレクション~

ななず「第2回!ななずのデュエル講座!」
アルケミ「まさか本当に2回目やるとは思わなかったわ。…テーマはなに?」
ななず「『伏せの撹乱』と『思考の誘発』」について。
アルケミ「何だか、タイトルは前回よりそれっぽいわね。…あれ?でも『伏せの撹乱』ってのは前回と被るんじゃない?」
ななず「確かにそうかも」
アルケミ「『伏せの撹乱』って、どういう意味?」
ななず「『伏せカードによって、如何に本命のカードを相手の除去から守るか』かな」
アルケミ「…あれ?なんか言うほど『撹乱』って感じはしないわよ?」
ななず「うーん、例えばね、相手が…

1《忍者マスターHANZO》召喚。効果で《忍法ー超変化の術》をサーチ
2リバースカード1枚セット

の動きをした場合は、相手は十中八九《忍法ー超変化の術》と考えると思う」
アルケミ「まあ、そうね。てか、流石に超変化を伏せない理由がないでしょ?」
ななず「うん、ここで伏せられるのは超変化で7割くらい間違いないと思う」
アルケミ「7割?割と少ないわね、私なら9割はそうだと決めてかかっちゃうけど」
ななず「大事なのはこの行動でも、俺たちはまだ超変化じゃない可能性を頭の端に残してるってこと」
アルケミ「まあ確かに。確認してないから一応『超変化の術かどうか判らない』ってことだからね」
ななず「じゃあ、汎用性がそれなりにあって、超変化より優先して伏せ、かつ手札の超変化を腐らせないようにHANZOの維持が可能なカードは?」
アルケミ「《月の書》、《サンダー・ブレイク》…相手の《サイクロン》を引き付けてなお、ななずの条件をクリアするなら《和睦の使者》かしら?」
ななず「うん、超変化じゃないなら和睦が妥当かな。1伏せなら手札にヴェーラー握ってるかもね」
アルケミ「2伏せならヴェーラーの確率は低いっていうの?」
ななず「こっちの返しターンの大嵐のリスクを省みないってことは、省みてる場合じゃないと相手が判断したと考える。手札誘発の可能性は低いと思っちゃうね。もし、手札誘発あるなら、わざわざ大嵐のリスクに伏せを晒して余計なもの伏せる必要ないからね」
アルケミ「で、『伏せの撹乱』って?」
ななず「今度は自分が…

1《忍者マスターHANZO》召喚効果で《忍法ー超変化の術》をサーチ
2リバースカード2枚セット

だと、相手はどうだろう?」
アルケミ「あ、なるほど!相手は『どっちが超変化だろう?』ってなるわね!」
ななず「そうそう、ってことは?」
アルケミ「どちらも超変化でない、って発想が限り無く0になる!」
ななず「正解。ただ、やっぱりこのタイミングで超変化を伏せないのはかなり難しいし、そうそうできることじゃないと思う」
アルケミ「そうね、相手の除去受けるのは必至ですもの」
ななず「こういうところで相手の《サイクロン》に《アーティファクトーモラルタ》とか引かせたいよね」
アルケミ「これが、『伏せの撹乱』と『思考の誘発』?」
ななず「ううん、これは『伏せの撹乱』だけ。いかに自分の主力、核となる戦術を相手の思考の外に置くか」
アルケミ「そのために場にカードを出して思考のベクトルを限定させるのね」
ななず「格好良い言い方をするなら『伏せミスディレクション』かな」
アルケミ「じゃあタイトルそれにしたら?」
ななず「そうしよう!」

アルケミ「で、『思考の誘発』は?」
ななず「それは簡単、さっきの状況から伏せカードを割られて和睦やモラルタを引いた相手は、以後のデュエル中、必要以上に伏せを警戒することになる」
アルケミ「まあ、わからなくはないわ」
ななず「それで完成」
アルケミ「…え?」
ななず「今度は手札誘発への意識を薄く出来る」
アルケミ「ああ、意識を場に向けさせるわけね」
ななず「そうそう」
アルケミ「1つ聞きたいんだけど?」
ななず「何?」
アルケミ「これ、実践できるの?」
ななず「…」
アルケミ「ななずのデッキでこれを生かしたデッキ、ある?」
ななず「アルケミ」
アルケミ「何よ?」
ななず「流石に俺も、自分で出来ない、やらないことを偉そうに言ったりしないよ」
アルケミ「あるの?」
ななず「【アルケミックビート】と【魔導書】は色濃いかな」
アルケミ「え?私のデッキ?」
ななず「何言ってるんだよ。アルケミの効果で《月の書》や禁じられたシリーズを伏せることで、隣の《安全地帯》を《サイクロン》から守ったり、手札のヴェーラーがいい仕事したりね」
アルケミ「な、なるほど…。魔導書は?」
ななず「《ゲーテの魔導書》をサーチするの見せてから《和睦の使者》を伏せたり、ヴェーラー握っておいたり」
アルケミ「以外と有言実行してたのね」
ななず「何が言いたいかというと、『相手の予想外の行動を自分がする努力』も大切だけど、『自分の行動を相手の予想外にする努力』も意外と重要だとおもうよ、ってこと」
アルケミ「ななずせんせー、《光の援軍》で《ライトロード・ハンター ライコウ》持ってきたのに、別のモンスター伏せるのは、『伏せの撹乱』ですかー?」
ななず「それはまさに……伏せミスディレクション!」
アルケミ「言いたいだけでしょ」
ななず「フッたくせに」

【第1回】《サイクロン》について ← 【第2回】今回 → 【第3回】デッキ構築について

第1回ななずのデュエル講座!

【第1回】今回 → 【第2回】伏せミスディレクション

第1回ななずのデュエル講座!

ななず「ぱちぱちぱちぱち!」
アルケミ「パラリラパラリラ!」
ななず「それはちょっと違う」
アルケミ「というか、『第1回』って、…続きがあるの?」
ななず「多分ない!」
アルケミ「全1回!」

アルケミ「で、何について話すの?」
ななず「えーと、…これを見ているデュエリストの参考になればいいかなと思って、自分のデュエル中の駆け引きとか。かな」
アルケミ「台本まで用意してるし…。でも、その人たちにはその人たちのやり方があるでしょ、ななずのそれを書いて意味あるの?」
ななず「別に真似をしてもらいたい訳じゃなくて、これから書くいくつかの中に『あー、こんな考え方もあるのか』と、見てくれた人が思うようなことを書きたいなと思って」
アルケミ「ふーん」
ななず「俺自身が、『他人がどんなことを考えてデュエルしてるか知りたいなー』っていうのがあるから、もしかしたら他にもそう思っている人がいるかも。そしたら少しは力になれるかなってね」
アルケミ「他人のためでもあり、自分のためでもあるのね」
ななず「まあ、そんなとこかな」
アルケミ「具体的にはどんなことについて話すの?」
ななず「何て言うんだろう…『戦略』ほどしっかりしたものじゃないから…『戦術』とか、さっきも言った『駆け引き』。遊戯王ぽく言うなら『プレイングセンス』とか『スタイル』かな」
アルケミ「うーん、よくわかんないわ。とりあえず、話を始めてみましょ」


①《サイクロン》と向き合う。

ななず「デュエル中1番よく見る魔法カードの1つ《サイクロン》。これについて話します。例えば…」

先行初ターン
手札
《ライオウ》
《ライトロード・ハンター ライコウ》
《おろかな埋葬》
《神の警告》
《邪帝ガイウス》
《聖なるバリアーミラーフォースー》
※第1ドローで引いたのは《聖なるバリアーミラーフォースー》
※相手のデッキは不明
※《おろかな埋葬》は《ゾンビキャリア》を墓地に送るためのもの

ななず「例えばこんな一昔前の【カオスビート】やスタンのようなデッキで、初ターン。アルケミならどう動く?」
アルケミ「あれ、《サイクロン》の話題なのに手札に引けてないじゃない。うーん…
1《おろかな埋葬》で《ゾンビキャリア》を墓地に送る。
2開闢がデッキにいるなら《ライトロード・ハンター ライコウ》《神の警告》をセットする。
…これでターンエンドするわ、どうかしら?」
ななず「うん、綺麗な戦略だと思う。《ライオウ》が後続になってるし、《ゾンビキャリア》がいるからライコウが破壊されても《邪帝ガイウス》の生け贄は確保できてるし」
アルケミ「ななずは違うの?」
ななず「俺は…
1《ライオウ》召喚。
2《おろかな埋葬》をセット。
…で、エンドかな」
アルケミ「えーと、理由はあるのよね?」
ななず「うん。先行で個人的に1番怖いのは、返しの相手の後攻1ターン目の《サイクロン》。僕はどのデュエルも初ターンは相手の手札に《サイクロン》があるかを考えてる。相手の手札にあるかもしれないのに易々と《神の警告》は伏せられないかな」
アルケミ「《ゾンビキャリア》を落としたいのに《おろかな埋葬》は囮、ブラフにつかうのね」
ななず「うん。最初の手札を『5枚のドロー』と考えると、最初のドローを合わせて6枚。枚数が枚数なだけに、以後のターンごとの1枚づつのドローよりも、このタイミングが手札に《サイクロン》を引く確率が高いと思う。個人的には、1デュエル中で1番高いと思っているくらい」
アルケミ「でも、なんで《ライオウ》?《ゾンビキャリア》を落としたいなら、《ライトロード・ハンター ライコウ》のがいいんじゃない?」
ななず「でもそれだと裏守備になるでしょ?」
アルケミ「何がダメなの?」
ななず「ダメじゃないけど、《ライオウ》をわざわざ召喚するのは一言で言えば、威嚇…。もしくは挑発かな」
アルケミ「威嚇?」
ななず「遊戯王をある程度やってると、《ライオウ》って『高スペックの☆4』みたいなブランドじみたイメージがあると思う。実際、本当に強力な効果だし」
アルケミ「確かに、それはあるかも」
ななず「で、これは推論だけど『ライオウ1伏せ』の状況って、結構な磐石性を持つ『強力な戦術』と思う。まあ、大体は伏せられているのは奈落や《デモンズ・チェーン》って所だろうから。…そしてどんなデュエルでも、相手の用意した『強力な戦術』ををいかにディスアドせずに突破出来るかは、そのデュエルで自分のペースを掴むのと同義と考えてもいいくらい」
アルケミ「大袈裟だけどまあ、理解できない訳ではないわ」
ななず「で、伏せの警戒とともに、より考える人なら《ライオウ》を見たら『相手の手札に《オネスト》がある可能性がある』と考えると思う」
アルケミ「《ライオウ》に限らず、攻撃表示の光属性はわりとそうね」
ななず「で、話を戻すと…アルケミならこの『ライオウ1伏せ』を前にして手札に《サイクロン》があっても発動しない?…まあ、かなり誘導じみちゃってるけど」
アルケミ「うー…私なら裏守備でも《サイクロン》撃ちそうだけど、手札で《ライオウ》を倒せるモンスターが出せるなら撃たずにはいられないわね」
ななず「ちなみに、俺も撃つ。全く迷わずに撃つ。だって《ライオウ》倒したいし」
アルケミ「あ…、そうなんだ…。でも《サイクロン》を打たせたとして、強力なモンスターに《ライオウ》が倒されちゃったら?」
ななず「例えば?」
アルケミ「うーん、《クリムゾン・ブレーダー》とか《スクラップ・ドラゴン》なら?」
ななず「遠慮ないな…《ライオウ》いるって言ってるのにシンクロモンスターに《ライオウ》が殴られる設定とは…」
アルケミ「いいから答えなさいよ。《サイクロン》潰した代わりに、折角の先行を活かさず後手に回ったのは痛いわよ」
ななず「そこまで強力なの出されたら、次のドローにもよるけど…《ライトロード・ハンター ライコウ》と《聖なるバリアーミラーフォースー》を両方伏せるしかないな」
アルケミ「…?もしかして、今回この《ライオウ》+『ブラフ』を選択したのは《聖なるバリアーミラーフォースー》を引いたから?」
ななず「おお、気づかれた。そう、一度出た相手モンスターを破壊でき るカードが手札にあるから、ブラフを使って…さらには《ライオウ》までも囮にして《サイクロン》を釣り、後手に回っても戦うことができるんだよ」
アルケミ「じゃあもし《激流葬》だったら?」
ななず「アルケミと同じ、ライコウと警告を伏せる戦術を取っているかな」
アルケミ「でも…《サイクロン》がブラフにかかったとしても、実質的には何もアドは取ってないわよね?勝てるの?」
ななず「え?取ってるじゃん、アド」
アルケミ「どこがよ」
ななず「『相手の手札にもう《サイクロン》は無い可能性が高い』という情報アドと、そこから得られる『安全に警告とミラフォを伏せれる機会』さらには、ライオウを倒した『強力なモンスターを破壊できるという可能性』の3つ」
アルケミ「『対サイクロン』の話だったのね」
ななず「ちなみに、もし相手の先行初手から2伏せが来たら、きっとエンドサイク狙いの《サイクロン》が1枚あるぞ!《大嵐》で流してしまえ!」
アルケミ「初手に《サイクロン》アリと決めつけた!…にしても《サイクロン》嫌いすぎでしょ」
ななず「《サイクロン》を制するものはデュエルを制する!」
アルケミ「お、おーい?」
ななず「デュエルの風を読むことは大切。そして、デュエルに置いての風とは《サイクロン》のこと!」
アルケミ「…別に上手くないわよ?」

ななず「あれ、色々喋ろうと思っていたのに《サイクロン》だけでこんなに長くなっちゃった」
アルケミ「第2回もやる?」
ななず「やろう!…かなあ」
アルケミ「煮えきらないわね…」

【第1回】今回 → 【第2回】伏せミスディレクション
アルケミックカウンター
製作者:ロクク
登場人物紹介

ななず

Author:ななず
★★☆☆
所持デッキ
★★☆☆
山口で生まれ、岡山で育ち、
現在は京都在住。
ガチデッキに勝てるデッキを目指すファンデッカーです。
不定期更新ですが、デッキレシピとか載せていきます。
少しでも皆さんの遊戯王ライフに関われれば幸いです。
ツイッター @nazuna70
『第3回ななず杯』優勝

虹色アルケミアイコン
Author:アルケミ
OCGでの正式名称は《アルケミック・マジシャン》。
このブログの紅一点であり、台風の目
気に入らないことは持ち前のフラスコで一撃粉砕!
ビューティフルでキュートなスペシャルガール。
ツイッター @arukemi_bot

PINアイコン2
Guest:PIN
岡山県民。
高校時代のななずを遊戯王の世界に引きずり込んだ人物。
面白くて強いデッキを数多く持つ。
ブログにゲスト登場する。

ロククアイコン2
Guest:ロクク
岡山県民。
ブログ『ゴーイングマイゥェイ』の管理人。
ななずとは中学時代から、PINとは高校時代からの友人。
ロボとゾンビをこよなく愛するクレイジー野郎。
アクセスカウンターを作った人。
PINと同じく、ゲスト登場する。

―――――――――――――
以下、滅多に登場しないが
時々名前が出る身内決闘者。


Guest:もじき
岡山生まれ、東京在住。
ロククの弟。
機械族モンスターを華麗に操る。

Guest:イザナ
滋賀県民。
ななずの大学時代からの友人。
ホルスを愛する決闘者。

ひきだしアイコン
Guest:ひきだし
岐阜県民。
ななずの大学時代からの友人。
ロマンコンボとワンキルの両極を好んでデッキを組みたがる。
最近の主力は↓
【命削りAFKozmo】
口は悪いが根はいいやつ。
…のはず。
『第4回ななず杯』優勝

Guest:ARIA
岡山県民。
ななずの大学時代の先輩。
純テーマを好んで使う。
何かにつけて運の強い人。

Guest:たまちゃん
京都在住。
ななずの大学時代の先輩。
ARIAと同じく純テーマを好む。
『ななず杯』を2連覇した強者。
『第1回ななず杯』優勝
『第2回ななず杯』優勝

Guest:はっしー
愛知在住。
ななずの大学時代の後輩。
OCGからは離れがちだが身内大会を開けば参加してくれる優しい人柄。

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